
ついにDCCの道へ・・・
DCCというのをご存じでしょうか。
Digital Command Controlの略でして、鉄道模型をデジタル制御するというハイテクなものです。
ただ前後に走らせるだけでなく、車両からサウンドを出したり、1本の線路に複数の車両を走らせたり、ライトを自由にON/OFFできるなど多彩な機能があります。
実は欧米ではすでに普及していて、一般的なものだったりします。
DCCはデジタル制御のため、日本の一般的な車両とは互換性がありません。
最悪、線路に乗せただけで暴走して事故になります(笑)
「DCCデコーダ」という専用基盤を積んだ車両が必要になります。
そんなDCC車両ですが、自分は3両だけ持っているんですよ。
Santa Fe Y3 2-8-8-2、Athearn製のBig BoyとChallengerの3両です。
DCC車両を持ってるのに、今までコントローラを持っていませんでした。
上のリンクを見ると分かりますが、一番最初のSanta Feは実に13年前の入手です(笑)
じゃあ車両があるのにずっと静態保存だったのか?
いえ、実はDCC車両は通常のアナログ制御でも走らせられるんです。
全部ではないんですが、自分の持っている3両はいずれもアナログ対応なので、ずっとアナログモードで走らせていたんですね。
DCCのコントローラって高価なんですよ。
いつかDCCコントローラが欲しいと思いながら早10年。
DCCに詳しい知人に教えてもらっていたのが・・・

こちらのDesktop Station製の「DSairLite」です。
組み立てキットになっていて、完成品もありますが自分で組み立てれば安くなります。

部品はこんな感じです。思ったより数が少なくてよかった。
ちなみに自分は電子工作は小学生の頃からやってまして、はんだ工作は得意です。

まあ、腕は進歩してないんですけどね(笑)
右上に見えるのが心臓部のRaspberry Pi Pico Wです。
このはんだ付けが細かくてちょっと大変でしたが、ひとつずつ慎重にやれば大丈夫。
はんだ付け初心者は完成品を買った方が無難です。

あとはマニュアルPDFに従ってディスプレイや端子類をはんだ付け。
これらは初級のはんだ付けで楽勝です。

というわけで無事に完成!
完成品だと17,600円ですが、キットだと12,400円で5,200円も安くなります。
はんだ付け作業に自信があれば自分で組み立てた方が圧倒的にいいですね!

ACアダプターは別売りなので、手持ちの12V/1Aアダプターを流用。
DCフィーダーは付属の端子に直付けするので、小学生時代のTOMIXの先バラDCフィーダーを繋ぎました。まさかここで役に立つとは(笑)
電源を入れると問題なく立ち上がりました。よかった!
このコントローラを教えてくれたえの師に一連の操作は教わっているので、早速車両を運転してみました。ちゃんと走りますね。
前後走行はもちろん、サウンドなどを鳴らすファンクションは1〜31chに対応しています。
廉価なコントローラだと6〜10ch程度しか扱いないものが多いので、これはすごい。
CV値という車両の設定を行うモードも確認・編集とも可能。
車両を識別するアドレスの確認・編集も簡単にできます。
さらにアナログ運転も可能なので、通常の車両の運転もできてしまいます。
Wi-Fi接続してワイヤレス操作までできるんですが、そちらはAndroid端末しか対応していないので、Apple製端末しかない自分は残念ながら扱えず。。
いや、しかし12,400円でこれだけのDCC制御ができるのは破格!
同じ機能を持つメーカー製コントローラだと4万円以上しますから、神製品です。
もっと早く買えばよかった!教えてくれたえの師に感謝です。
コメント
コメント一覧 (3)
今年の11月にブース出展しますか?(笑)
音が出るのは本当に楽しいのでおすすめなんですけどね〜
とりあえ、ずサビ落としを兼ねてまた走行会やりませんか?