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繁忙期「利尻」!

TOMIXから発売されたキハ56 200番台を1両だけ買いました。
キハ56系はキハ58系を北海道仕様にしたもので、二重窓や非冷房といった特徴があります。
(本州にも非冷房車がありましたが、北海道は夏場も冷房がいらないので最後まで非冷房でした)

なぜ1両だけかというと、急行「利尻」の増結用に欲しいだけだから!
急行利尻はキハ400系(キハ40系を急行用に改造した車両)と14系寝台車の混結で運行されましたが、繁忙期になるとあらゆる予備車をかき集めたチンドコ列車になりました(笑)
自由席にリクライングシートなどもってのほか。ボックスシートのキハ56がよく繋がれました。
冒頭写真のようにお座敷車両が繋がっていることもありました。

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TOMIXのキハ58シリーズを新品購入するのは、実に25年ぶり?
中3か高1の時にHGシリーズ第2弾としてキハ58系パノラミックウィンドウが発売されて大きな話題となり、貯金をはたいてキハ58(M)+(T)+キハ28+キロ28の4両を買いました。
T車1両3500円。今でこそ普通ですが、当時はT車1両1200円の時代です。

今で言えば1両1万円に相当するというハイグレードの名に恥じない高級品でしたが、上の写真の奥がその時に購入したキハ58で、下が25年後の今回買ったキハ56です。
動力の性能や仕様の違いはあるものの、基本的なディティールはまったく変わりません。
当時のTOMIXがいかに優れていたかを今でも感じます。

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お顔部分。左が25年前のキハ58、右が今回購入したキハ56。
私のアンテナ取り付け技術がクソなのは25年経っても進歩していないw
(列車無線アンテナ苦手なんですよ。あとで直します...)

ここまで拡大すると、モールドの精度が向上していることが分かります。
種別表示器はシールからパーツはめ込み式に進化しているんですが、なぜか取説通りにやってもパーツが飛び出したまま押し込めず、旧式のシールのほうが見栄えが良くなってしまっています。。

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左が今回購入したキハ56、右が25年前のキハ58。
北海道仕様の窓が少し小さい特徴がよく分かります。
車内パーツは旧製品がクリーム色でしたが、現行品は青になっています。
室内灯を付けると車内が真っ青になってしまって、旧製品の方が自然でした。

あとは本当に細かな差異で、ぶっちゃけキハ58を代用してもよかった、とか思(以下略
・・・屋根上が違うのでそうはいかないですね。

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これが実在したチンドコ利尻!
キハ56+お座敷+キハ54+キハ400+スハネフ14+キハ183+キハ480という恐るべき列車。
これがイベント運転ではなく、JR北海道の定期列車ですからねw

利尻の基本編成とキハ400お座敷車はマイクロエースです。
あとはキハ54が鉄コレなので、室内灯が取り付けられない問題が。
旧集電のモハ211あたりの台車に履き替えて、台車から車両に電気を引き込むか・・・
ここまで来たので、伝説のチンドコ利尻を再現したいと思っています(笑)


TOMIXさん、ぜひキハ56をベースにしたキハ27快速「ミッドナイト」の製品化をお願いします!
パノラミック車ができたことで実現に一歩近づきました。期待しています〜。